映画「クラメルカガリ」「クラユカバ」という監督が同じアニメ作品を2本続けて観てきました
賞も取ったアニメ映画
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
この間、アニメ映画としては超有名なドラえもんの映画を観てきましたが、今度はまた別のアニメ映画を観てきました。
「クラユカバ」と「クラメルカガリ」という、塚原さんという監督が制作した映画で、2本が同時公開となっていました。
公式サイトも2本まとめたものになっています。
外部サイト:劇場長編アニメーション映画「クラユカバ」「クラメルカガリ」
ちなみに、「クラユカバ」が最初に制作されていて、「クラメルカガリ」が後に制作されたようですが、調べましたところ明確に続き物になっているわけではないということでしたので、私は「クラメルカガリ」⇒「クラユカバ」の順番に観ました。
アニメ映画部門の賞も取っているという情報がありましたので、そこそこ楽しみにしていた感じです。
で、観終わった感想ですが…。
クラメルカガリの感想
最初に観た「クラメルカガリ」。
劇中に浸透している独特の雰囲気がありまして、和製スチームパンク的な…と言っていいのかどうかわかりませんが、まあそういう雰囲気がとても良かったです。
話の内容よりも雰囲気の良さが前面に来る感じなのですよね。
主題歌もとてもよく合っていました。
そのあたりのパーツが上手くまとまっているのが好評価です。
ただ、上映時間が短いのです。約60分しかありません。
ですので、登場人物や世界観の掘り下げが少なく、キャラクターの性格や機械のギミックなど、観ている人の想像に任せているところが多めだったような気がしました。
色々と展開が唐突になっているようにも思えましたし…。
全体としましては、雰囲気の良さが勝ちまして、良作と言えるという結論です。
クラユカバの感想
そして二本目の「クラユカバ」。
クラメルカガリが魅せていた独特の雰囲気は同じく持っています。
そして上映時間が短く、登場人物などの掘り下げが少ないのも同じでした。
であれば評価も同じになりそうなものですが、私個人的には二本目に観たクラユカバの方が低評価です。
理由は、過去回想とか、解釈が難しいシーンが多かったからです。
自分なりの解釈が合っているかどうかに自信がなく、観後感がイマイチすっきりしないのです。
主題歌もクラメルカガリに比べると微妙でしたし…。
あ、あと、ずっと地下世界で生活している人たちがいたのですが、太陽光を浴びないことで不健康になってしまいそうで変に心配になってしまいました。
まとめ
そんなわけでして、私のオススメはクラメルカガリです。
大正ロマンとかそういう雰囲気が好きな人は、内容云々とは関係なく楽しめるかもしれません。
上映時間は他の映画に比べると短いですので、費用対効果の面ではあまりおいしくはありませんが…。
それではまた。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません