映画「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」を観て、悪い意味で意表を突かれてしまいました

映画「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」を観て、悪い意味で意表を突かれてしまいました

イギリスNo.1の大ヒット映画

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

先日、久しぶりに映画館で映画を観て来ました。

予告編を見てちょっとだけ気になっていたのですが、「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」というタイトルの映画です。

 外部サイト:映画『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』公式サイト

お年寄りが主人公の映画です。

かつての恩人がもうすぐ亡くなりそうという知らせを受けて、800キロの行程を旅の準備もしないまま歩き始める…といったストーリーでして、
「まさかの一歩が人生を変える、驚きと涙の感動作!」
という紹介文が付いています。

そんなに派手な感じではなく、どちらかと言いますと地味な絵面と地味な展開が予想されましたが、お年寄りが活躍しそうな内容がなんとなく気になっており、それで観に行った次第です。

予想と現実

予告編を見たり、紹介文を読んでいる分には、シリアスとコミカルさを交えながら最後は感動のハッピーエンドになる…と考えていました。

と言いますか、あれらの情報だけから推測しようとすると誰だってそう思うと思います。

そう思わせる紹介の仕方をしているのです。最後は感動のハッピーエンドを迎える、と。

ですが…なんと違ったのです。

少なくとも、私の価値観に照らし合わせて見ると、あれはハッピーエンドではありません。

観後感が全然すっきりしません。
もやもやした感じで終わってしまいます。

予告編で垣間見せていた明るい感じがほとんどありませんでした。

まあ私が勝手に想像して勝手に期待していただけといえばそれまでなのですが、裏切られたような状態になってしまっています。

ハッピー期待だったのに

ありきたりな普通のハッピーエンドを嫌って、ちょっと深いテーマを盛り込んで意表を突いてみよう…という思惑がおそらくあったのでしょうし、映画好きな人たちにはそういうちょっと捻ったような展開の方が好まれるのでしょうから、こうなってしまうのは仕方がないことのように思えます。

ただ、私の期待していたものとは違ったのですよね…。

というわけで、私にとりましてはあまり満足感が高くない鑑賞イベントとなってしまいました。

まあたまにはこういうこともあるでしょう。

ところで、事前に妻に「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」というタイトルの映画を観に行くことと、予告編にあった簡単なあらすじを伝えたところ、
「主人公が旅の途中で死んでしまって、そのことを『まさかの旅立ち』と呼んでいるのかもね」
という仰天の推理が返ってきました。

「なるほど…そういう見方もあるか…」という幾分の感心と、「本当にそういう展開になったらどうしよう…」という若干の不安を呼び起こさせたのでした。

ちなみにこの推理は外れました。はい。

それではまた。