流行語大賞が発表されて悪い意味でザワザワしているのを見て思う
流行語…?
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
年末ということで、毎年恒例の流行語大賞が発表されました。
毎回、大なり小なり話題になるのですが、どうやら今年は度を越して誰も知らない言葉が選ばれたようです。
外部記事:【おかしい】流行語大賞2024へのYahooアンケート、日本国民の95%が「納得しない」
「ふてほど」という言葉らしいのですが、もうそれはそれは色んなところで「知らない」「聞いたことない」「全然流行語じゃない」という感想が飛び交っていまして、当然の如く私も初めて聞いた言葉でした。
若者の間で流行っていたけどアラフィフは知らない言葉だった、とかならまだ納得できるのですが、どうやら今回の言葉はあらゆる世代で流行っていない言葉だったようでして、さすがに変すぎますね。
選ぶ方もさすがにこの「変さ」は理解していると思います。
「悪いイメージの言葉は選ばない方針」とか、「スポンサーに関係する言葉をなるべく選ぶ方針」とか、まあいろいろあるのでしょうから、変だと感じててもこうするしかなかったのでしょうね。
名前と実体
こうなってきますと、もう「流行語大賞」という名称は実体と合わなくなっていると思われます。
名が体を表していない。
それどころか、この「流行語大賞」という名称は「その年に流行った言葉を選ぶ賞」という趣旨を想像させてしまい、いわゆるパッケージ詐欺と同様の不適切な状態になってしまっています。
虚偽の広告は取り締まられますよね。
これもその対象になってもおかしくないとすら思えてきてしまいます。
いやしかし…よく考えますとこのような「名前と実体が合っていない」ものは他にもありますね。
年末で言いますと「レコード大賞」とかもそうかもしれません。
「レコード」って何…?と若者が疑問に思いそうなくらい、現代はレコードが使われていませんから。
(昔はテントウ虫のプレイヤーとかありましたね…懐かしい。)
まあでも伝統的な名前なので…という理由で許されているところはあるのでしょう。
別の価値
ちょっと方向性が変わるかもしれませんが、パソコンのアプリケーションでよく見る「保存」のアイコンもそれっぽい傾向がありますね。
このフロッピーのアイコンです。
さすがに現代はフロッピーなんて誰も使っていないでしょうから、これも過去の遺物と言いますか、基本的に若者は誰もわからないシンボルになっていると思われます。
いやしかし、このフロッピーの保存アイコン、よく今まで生き残ってますね…。
なんか逆にすごいものに見えてきました。
もしかして「流行語大賞」も、あと10~20年ぐらい経って中身が全く変わってしまっても「流行語大賞」の名前は固持し続け、逆に歴史ある遺物として新たな価値を得ているのかもしれません。
それはそれで面白いですね。
少なくとも、全く流行っていない言葉を出されて「これが今年一番流行った言葉です」と言われるよりは面白いです。
それではまた。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません