若い頃は見かけなかったオレンジ色の野花が植生地を広げていることを知って
ナガミヒナゲシという野花
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
ここ数年ほど、子どもの頃だったり若い頃だったりには見た記憶がない、オレンジ色の野花が群生しているのをよく見かけるようになりました。
公園の花壇付近にもよく生えていますし、道路沿いの街路樹とかが植えてあるエリアにもよく生えています。
最初はなんとなく「最近よく見かけるなあ」ぐらいにしか思っていなかったのですが、ある時気になって「オレンジの花が咲く雑草」で検索してみて、この花の正体を調べてみました。
「ナガミヒナゲシ」という名前の花で、外来種だそうです。
外国からどうにかして日本にやってきて、その繁殖力の強さをもって植生地をどんどん増やしているみたいです。
なるほど、つまり、子どもの頃とか若い頃にはまだあまり増えてなくて、ここ数年~十数年でよく視界に入るようになるほど増えていった、と。
植物界の勢力図も時代とともに変わっていくということですね。
実は要注意な花
検索したついでに簡単にこのナガミヒナゲシについて記事を読んだりしたのですが、どうも以下の特徴があるようです。
・繁殖力がめっちゃ強い
・周りの他の草花の成長を阻害する
これが勢力を拡大させることができた要因・特性なのですね。
特にすごいと思うのが、「周りの他の草花の成長を阻害する」という特性で、「敵地を攻撃して制圧する」といった様相をイメージしやすいです。
これは、放っておくと国土全域がこの花に制圧されてしまう可能性を秘めており、なかなかに恐ろしさを感じます。
そういえば…公園内に大量に咲いていたこの花が、ある時一斉に抜かれていて一か所に集められていて、まさに焼却処理直前のようになっている様子も見かけました。
おそらく公園の管理者(お役所?)とかが、この花の危険性を感じ、種子をまき散らす前に処分しようとしていたのでしょう。
処分した方がよいのかも
それにしても、こんな制圧力の高い花があるのでしたら、これを使った嫌がらせとかも発生してそうで怖いですね…。
花壇とかを間接的に荒せそうですからね…。
土中の栄養とかも沢山吸われそうですし…。
というわけで、他の植生を荒らされないためにも、できるだけ処分していった方がよいのかもしれません。
見た目は可愛らしい花なのですが、その特性は見た目どおりではないということで。
それではまた。
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