南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたということで、いよいよ感が出てきてはいるものの、冷静な対応は必要

南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたということで、いよいよ感が出てきてはいるものの、冷静な対応は必要

巨大地震注意

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

もうすでに日本在住の人の内、かなりの割合にあたる人がご存じかと思いますが、南海トラフ地震につきましての注意報が正式に発表されました。

その名も、「南海トラフ地震臨時情報『巨大地震注意』」です。

この注意報は、2017年から始まりました取り組みのものでして、8月8日の宮崎県日向灘の地震発生を受けまして
「南海トラフにおける大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まっている」
という評価を下し、今後の地震への備えを促すためのもののようです。

ついに来たか…という感じがしますね。

これまで「来るぞ来るぞ!いつ来てもおかしくないぞ!」と言われていました南海トラフ巨大地震ですが、あくまで理屈上、理論上の話であって切迫感を持って対策をしていた人は少数派だったような気もするくらいでしたが、今回の気象庁からの「巨大地震注意」の発表で一気に南海トラフ巨大地震が現実味(リアル感)を帯びてきました。

連続した地震

そして畳みかけるように、翌日の8月9日には関東は神奈川県辺りでも地震が発生し、都内でも緊急地震速報が鳴り響いていました。

「南海トラフに気を付けて!」というだけですと関東の人たちは地震対策について腰が重かったかもしれませんが、実際に緊急地震速報が出てしまうとこれまたリアル感が増してきまして、備蓄などの促進に一役買ったことでしょう。

当の私は、一応は防災意識が高めの方だと自負していますので、8日の日向灘の地震と「巨大地震注意」の発表にて完璧に気を引き締めることができました。

ひとまず飲料水の確認などを実施しています。

普通に備蓄品を買うと

ところで、ネット上などの書き込みを見てみますと、スーパーなどで水やインスタント食品などの買占めが起きているという内容を見かけますね。

まあ…普段は水などを買わない人が1人1本買ったとしましても相当な量になると思われますので、そこに買占めの意図があったかどうかは不明です。

ただ、店舗からは急に飲食物がなくなってしまうわけでして、何年か前のトイレットペーパー買占め事案を覚えている人からしましたら買占めが起きたと思ってしまうのも無理はないかもしれません。

私がスーパーに行きました時は、全然普通に売っていました。
何事もなく、普通でした。
買占め云々は、地域や店舗によるのでしょう。

冷静な対処を

さて、「巨大地震注意」の発表を受けまして、これから一週間程度は普段以上の注意・警戒が必要となります。

と言いましても、地震発生確率が20%とか30%とか、そんなに高まっているということはなく、色々な記事を読みましても「高くても1%程度」のようですね。

全く何も起こらない確率の方が圧倒的に高いのですが、それはそれとして物資と心の準備は必要です。

かつての大震災を経験した人の話からは、「もっと備えておけばよかった」という声が多く聞かれますので、これを教訓と捉えて備えていきましょう。

何も起きなければ、それはそれで良し。

残りの人生の中で、必ず一度や二度は震災にぶち当たります。

その一度や二度で、なるべく後悔しないように…。

それではまた。