会話や思考の引き出しを増やすための方法は
引き出しは多い方がよいですね
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
おっさんと呼ばれる歳になってたまに思うのですが、「年の功」と表現されるものの一つとして、
「色々な観点から意見を出せる」「今後の展開を予想できる」
という能力があると思います。
これはひとえに経験の多さからくるもので、まあ色々と苦労したり悩んだり、時には人の話を聞いたりニュースを見たりして段々と積み上げられていくものなのです。
これはよく「引き出し」とも言われていますね。
「会話の引き出しが多い」と評される人は、どんな話題にもある程度ついていけるでしょうし、ある程度納得感のある意見を提供することもできますし、会話相手を飽きさせないような存在であると思います。
会話スキルの巧拙はあるにしろ、引き出しは多い方がコミュニケーションを取るうえではかなりのメリットがあるはずです。
引き出しを増やすために
で、その引き出しを増やすための方法なのですが、一般的には歳を重ねるにつれて経験が貯まっていくため、引き出しも徐々に増えていくものではあります。
ただやはり、普通に生活していては質と量を兼ね備えた経験を得ていくことはなかなかに難しいものです。
借金苦の経験、駆け落ちの経験、刑務所から脱走した経験など、普通に生活していては得られにくいものも沢山あるでしょう。
そこで役に立つものは、王道ですが「読書」です。
自身で経験できないこともフィクションの中で疑似的に経験することができますし、普段は交流することがない人たちの意見や観点に触れることもできます。
…と、ここまでは普通の読書礼讃なのですが、個人的にはもうちょっと突っ込んで、「短編、ショートショートの類を沢山読む」ことを勧めたいと思います。
短編やショートショートがオススメの理由は
理由は簡単で、「オチまでが短いのでパターンの蓄積が捗る」からです。
こういうシチュエーションではこういう結果になりうる。
こういう考え方をしているとこういう目に会いやすい。
意外なところで、こんな結末もあり得る。
のような疑似体験、自分の中でのバリエーション追加…諸々がとても捗るのです。
浅く広く、経験(のようなもの)が積み重なっていきます。
長編小説も面白いのですが、「引き出しを増やす」という面からは時間的な効率が悪くなってしまいます。
数をこなすことも難しいでしょう。
読書好きではない人にしてみれば、長時間を読書に費やすことはなかなか厳しいことでもあるかもしれません。
「最近の若者は飽きやすい」みたいな論調も見かけますので、もしそれが本当であればやはりショートショートみたいなコンテンツが適していそうです。
具体的なタイトルは
最近でいうと、ちょうど今小中学生に人気があるのが「5分後に意外な結末」シリーズ(Gakken)のようですね。
小中学生に人気ということではあるものの、別に大人が読んでも大丈夫です。
(私も読みました)
起承転結の「結」までが短いのがよいですね。
「結」のパターンにたくさん触れることで、引き出しが増えると思います。
それではまた。
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