生成AIが描いた絵(写実画)に対して嫌悪感を抱く人が多いことについて納得できなくもないですが過渡期特有の現象であるかもとの思いもありまして

生成AIが描いた絵(写実画)に対して嫌悪感を抱く人が多いことについて納得できなくもないですが過渡期特有の現象であるかもとの思いもありまして

生成AIによる動画への意見

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

ニュース記事で知ったのですが、マクドナルドが画像生成AIを使用してプロモーション動画を作成していました。

AIで生成された美少女が多数登場するものなのですが、その動画が批判されているようなのです。

 外部記事:「気持ち悪い…」「マックもAIかよ」マクドナルドの「AI広告」が炎上。「お~いお茶」や「AQUOS」は許されたのに…なぜ人はAIに嫌悪感を抱くのか検証してみた

私も話題になった後に見てみました。

まあ確かに、いかにも「AIで作成した」という画像が使われていましたね。

現実の人物とAIが生成した画像の人物って、意外に見分けられるケースが多くありまして、特に美少女モノは多く生成されているということもあり、見る側の目も肥えてきているのかはっきりと「AIだ」と断言できることもよくあります。

今回のマクドナルドの動画はAIっぽさがよく出ていました…と言いますか、動画を作成する側も「AIで作成しました」感を敢えて隠さずに出していたような気もします。

現在の技術でしたら、極限までAIっぽさを薄めることも可能だと思うからです。
マクドナルドのような大企業でしたら、広告費にお金をかけてそれを追求することも楽勝でできるでしょうし。

意見の偏り

いやしかし…批判的な意見は数多く擁護意見は少なかったという今の状況は、なかなかに考えさせられるものがあります。

「中途半端に人間に似ていて気持ち悪い」とか「手指のところが上手く描けていなくて変」とか、まあそういった画像(動画)自体から見て取れるものに対する意見もあるとは思いますが、そういう表面的なものよりも何よりも、批判的な意見を挙げた人の何割かは「AI自体が好きになれない」のだろうなあという気がしています。

私はAIに対して好意的ですので、AIが生成した画像などがちょっと変だったりしても「今は拙いけどもっと頑張れ!」と暖かい目で見ることができますが、最初から批判的な目で見る人はそうはならないでしょう。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い…という状態なのかもしれません。

もちろん、全員がそうなのではなく、別の確固たる理由で批判意見を挙げている人もいるのでしょうが、「なんとなく」で生成AIに反発している人もいますよね。

あ、単にマクドナルド自体が好きじゃないという人もいそうですね…。

過渡期

生成AIがまだまだ浸透しているとは言いづらい現在ですので、そのような意見があることは仕方のないことなのでしょう。

確かにAIっぽさが出ている画像は無味乾燥な一面もあり、そういうのを良しとしない向きもありますよね。

それにしては否定的意見が多すぎるような気もしますが…。

まあ、あまりにも急速に発達・進化してきていますので、人間側の心情的にもいろいろとあるのでしょう。

鑑賞する側が慣れてくれば、批判的な意見も減ってくるのでしょうか。

日本は海外に比べて生成AIへの許容度が低そうという調査結果も見たことがありますので、しばらくは風当たりが強い状態が続きそうです…。

日本勢にも頑張ってほしいのですけどね…。

それではまた。