「エンドロールのつづき」を観て子の成長に関して想いを馳せた話
今年一本目の映画を観てきました
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
先日、映画館にて「エンドロールのつづき」を観てきました。
インドを舞台とした映画で、「映画」というものの内容や投影の仕組みに心を奪われた少年を主人公とした物語です。
去年映画館に行った際に、映画本編が始まる前の宣伝ラッシュの中で見かけていましたタイトルで、ちょっとだけ気になっていたものでした。
総評としましては、少年の心の動きや決意が鮮やかに観て取れて、大変微笑ましく爽やかな気分になれる映画でした。
また、観ながら「子の成長」というものに対して幾ばくか考えさせられるところもありました。
主人公の悪ガキっぷりについて
この物語の主人公は基本的に悪ガキです。
大人から観て、大人の価値基準からして悪ガキに当てはまります。
例えば学校の授業中に全然先生の話を聞いてなかったり、授業をさぼったり、親のお金をくすねて勝手に映画を観に行ったり、まあわかりやすい悪童と言った感じです。
ただやはり、こういう性格や行動力があるからこそ、親が敷いたレールに乗らず自分の好きなことに一直線に進むことができるのだろうなあ…とも思います。
世の中の成功者には、こういった類の人が多いのかもしれません。
偉人伝などを読みましても、子どもの頃ははっちゃけていた(人とは違ったことをしていた)という人も多く見かけることができます。
どこか人とは違った突っ走りが出来る人間でないと、既存の枠を打ち破ったり偉業を達成したりはできないのかもしれません。
我が子に当てはめて考えると
親である私としましては、我が子には普通に勉強してもらって学力を上げてもらって、良い大学、良い就職先へ…などと考えてしまうのですが、そのような考え方や生活スタイルを完全に押し付けるのではなく、好きなことにはとことん突き進めさせるような許容範囲の広さも持ち合わせたいなあと改めて考えた次第です。
私自身がちょいとした天邪鬼ですので、他人と全く同じじゃなくてもよいという考え方は常に持ってまして、それによって子にも良い感じで接していけたらというところですかね。
まあ、子の「好きなこと」がスマホゲームだったりYoutube視聴だったりするとちょっとアレですので、そのあたりは親のコントロールが必要かとも思いますが。
結構オススメです
そのような想いにさせてくれたということもあり、映画の内容は結構満足いくものでした。
「超絶面白い!」というわけではないですが、いわゆる佳作以上ではあったと思います。
子を持っていらっしゃる親御さん達には、オススメかもしれません。
あと、本編には関係ない余談的なものですが、「エンドロールのつづき」のタイトルの元々の外国語表記は「Last File Show」のようです。
これを「エンドロールのつづき」という日本語に訳するのは、結構センスがあるなあなどと少々感心した次第です。
それではまた。
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