培養肉というものが段々と食卓に近づいてきているようです

培養肉というものが段々と食卓に近づいてきているようです

培養された肉

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

ここ数年で出てきた概念だと思うのですが、「培養肉」というものについてニュース記事で見かけることが段々と多くなってきました。

「培養肉」で検索すると、定期的に記事が上げられているのがわかります。

培養肉とは、そのまんま、培養された肉です。詳しくは
「動物の可食部の細胞を組織培養することによって得られた食用の肉」
という説明がされていました。

動物を放牧などで育てなくても、細胞さえあれば研究室や工場などで食肉に育て上げることができるということですね。

そこまでしないといけないほど世界の食糧事情はマズいことになっているの…?と疑問を持たずにはいられませんが、まあ食料を作り出す手段は多ければ多いほど良いということなのでしょうかね。

これは食料の進化か

大豆ミートとか豆腐ハンバーグとか、そういうのはこれまでも食べたことがありましたが、それよりもかなりレベルアップしている概念ですね。

新しい食料の開拓という意味合いで言いますと、ちょっと前にはコオロギを食料にするという話がありました。

このブログでも取り上げたことがあります。

 過去記事:コオロギせんべいとやらが市民権を得ようとしているようです

コオロギを育てるのは牛や豚といった家畜を育てるよりも安上がりだから、という話も出ていたような気がします。

個人的にですが、先ほどの培養肉はこのコオロギよりは受け入れやすそうな印象を受けました。

魚のすり身を使ったカマボコに近いような…。加工品的な。
いや、培養してるしてないの大きな違いがありますのでさすがに完全に別物ですが、なんとなくです。

普及するのか

その昔、「狂牛病になった牛の肉は食べてはいけない。食べると脳がスポンジみたいになる」のようなムーブがありましたので、単なる動物性たんぱく質の塊であっても何らかの危険性を孕んでいる可能性があるということで、そうなるとこの培養肉も受け入れるまでには多少のハードルがあるのかもしれません。

ただ、「遺伝子組み換えはしていないのでその点は安全」という話もあり、そこは確かに納得のいくところではあります。

将来的には、品種改良されて沢山収穫できるようになった野菜のような、そういう位置付けの食料になるのでしょうかね。

とりあえず機会を見つけて一回は食べてみたいと思います。

それではまた。