河川や地下水に含まれると言われるPFAS(有機フッ素化合物)が気になるものの、東京の水道水は大丈夫かも…?
科学発達の弊害
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
PFASという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
PFASとは、「有機フッ素化合物」を意味する言葉でして、最近は人体や環境に対して有害であるものとしてたまに話題になっています。
昨年は、東京の多摩地域で大きな問題になっていましたね。
外部記事:PFAS血中濃度「健康被害恐れ」が住民の67% 多摩7市は都が汚染で井戸止めた地域 市民団体分析
このPFAS、体内で分解されずにどんどん蓄積されていくということでなかなか不安をかきたてる類のものなのですが、最近たまたま日本各地で調査を行った結果を地図で示しているサイトを発見しました。
以下のサイトです。
外部サイト:“PFAS汚染”全国マップ(河川・地下水等 令和4年度)
飲み水はまずいのか
日本中の自治体ごとに区分けして色塗りされていますが、都内には赤色や黄色のエリアが結構ありまして、都内住みの私はかなり気になるところです。
(赤色が最もPFAS汚染が進んでいるところです)
細かく数値を見ていきますと、立川市が都内で一番値が大きいようです。
区部の中では渋谷区が一番ですね。
このようなマップを眺めていますと、「東京都はやばいのでは?」という思いも持ち上がってくるのですが、よく見ますとこれって「河川、湖沼、地下水」を調査したものなのですね。
では普段使っている水道水は?
調べましたところ、水道水の水源につきましては以下のサイトで確認できました。
外部サイト:配水系統~ご家庭の水道水情報
浄水場の情報もあり、水質データなどを見ることができたのですが、結論としましては「水道水は問題なし」でした。
結局のところ
まあつまり、川の水を定常的にガブガブ飲んだり、地下水を井戸で汲み上げて飲料水にしていたりしない限りは大丈夫そうということですね。
本記事の最初の方で言及しました多摩地域の件も、記事をよく読みますと「井戸から取水した水」が指摘対象となっており、やはり水道水は大丈夫と見て良さそうです。
もし大丈夫じゃなければ、今でも大問題になっているでしょうからね…。
そんなわけでひとまずは一安心ですが、このような健康問題ネタが出てくるたびに思いますのは、
「今までは誰も気づいていないが故に『大丈夫』とされてきたことが、科学や調査技術が発達することにより『実は大丈夫ではなかった』となってしまう」
ということがよくあるなあということですね。
つまり今現在の時点ではわかりようがありませんので、避けられるものは避けていくにしろ、あまり飲食物を気にしすぎるのも良くないかもしれません。
結局のところ、美味しい物を食べてイキイキと生きていくのが案外病気になりにくかったりして…。
それではまた。
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