外部からの情報を取捨選択する脳の賢さを再確認しました
目からの情報と耳からの情報
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
今日も今日とて、他愛もない話です。
先日仕事中に、とある難解な文書を目で読みながらとある教育コンテンツを耳で聞いていたのですが、あることに気付きました。
目と耳で全く異なることをインプットして理解しようとしていたこのシチュエーションですが、基本的に両方理解することは無理でした。
どちらにも意識を集中できることがなく、どちらも理解できないまま無為に時間が過ぎている感じでした。
しかしあるタイミングで、耳から入ってきているコンテンツの内容が興味ある分野の説明になりました。
すると突然、耳からの情報が鮮明になり、スーッと理解できるようになったのです。
そして目で見ている文書の内容はそれまでにも増して全然頭に入らなくなりました。
脳が自然に判断しているようです
そしてそれからしばらくしたタイミングで、目で見ている文書の内容が自分の関心のある内容になった時、文書の内容がスーッと理解できるようになり、耳からの情報が全く頭に入らなくなりました。
つまりどういうことかと言うと…。
耳から興味のある情報が入ってきたら、耳以外からの情報は自然に遮断される。
目から興味のある情報が入ってきたら、目以外からの情報は自然に遮断される。
という現象が起きていると推測されます。
これらは間違いなく脳の所業です。
欲しい情報に向けて自然に注意が向けられるようになっているのですね。
まあ私もおっさんと呼ばれる年齢なので、外部からの情報に対して五感がこのような振る舞いをするということは知っていましたが、改めて体感してみて脳ってすごいなあと再認識した次第です。
脳に抗っても
ちなみに、「耳から興味がある情報が入ってきてる」ことを認識した後に、無理矢理に目からの情報にも集中して理解してみようとしましたが、かなり無理そうな感じでした。
脳からの制御指令には逆らえないのでしょう。
あと、目から入る情報も耳から入る情報もそれぞれ全く関連はないけどどちらも興味があるものだったとき、果たして脳は双方からの情報をちゃんと拾って理解してくれるのかどうかという点も気になりますね。
まああまり有効な使い道もなさそう(効率が悪そう)ですので究明したりはしませんが。
個人差もありそうですし。
…聖徳太子はみんなの話に興味MAXで耳を傾けていたのでしょうかね…。
それではまた。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません