コオロギせんべいとやらが市民権を得ようとしているようです

コオロギせんべいとやらが市民権を得ようとしているようですの画像
コオロギせんべいとやらが市民権を得ようとしているようです

そこそこ衝撃を受けました

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

先日、スーパーマーケットにて「コオロギせんべい」なるものが売られているのを見かけました。
コオロギの形をしているといった子ども向け菓子の様相ではなく、コオロギを粉末にしたものが混ぜられている丸いせんべいでした。
コオロギをガッツリ調理してあるというものでもなさそうです。多分。

来たる食糧危機への対策として昆虫食についての研究が進められているのは知っていましたが、ついに普通のスーパーに並ぶレベルにまでなったのか…とびっくりしてしまいました。

お値段は

お値段は少々お高めです。
普通の高級せんべいか、それより更に高い水準の値段になってました。
想像ですが、コオロギの大量飼育とか製品生産ラインの稼働とかがまだ熟れていないというのもあるのだろうなあと思います。

この値段の高さを乗り越えて購入に至るためには、何か特別な理由がないと厳しそうです。
「食料問題に貢献したいから」みたいな意識だけでしたらちょいと弱そうと言いますか。
そういう意識がある人でしたらもっと他のことにお金を使いそうと言いますか。

タンパク質に特徴が?

ということで、どんな特徴があるのかをネットで軽く調べてみましたら、「グラムあたりのタンパク質が、牛や豚の3倍」のような記事を見かけました。
なるほど、タンパク質を多く摂りたい人は世の中に沢山いそう(ダイエットしている人とか)ですので、そこをターゲットにしているのかもしれません。

ただまあ、普通に肉を食べた方がいいのでは?とか、プロテインバーの方がタンパク質が沢山含まれているのでは?のように思わないでもありません。

そもそも食べることができるか

そしてそれらの点が解決されて、値段が普通のせんべいと変わらない水準になり、世の中の食べ物の中で最もタンパク質の含有量が優れた食べ物になったとしても、「虫を食べる」ことについての心理的なハードルを越えるのは大変そうではあります。

私はどちらかと言うと食べ物に対してはあんまり気にしないタイプなのですが、昆虫食にはまだ少し抵抗があります。
見た目とかもそうですが、細菌とかも含まれてそうなイメージがありまして。

妻に聞きましたところ、妻も同じような感想でした。
と言いますか、「絶対に食べたくない」とかなり強めの拒否反応でした。
一般的にはこんな感じなのでしょうね。

市民権を得られるまで

というわけで、市民権を得るには、5年から10年…ややもすると一世代ぐらいの時の流れを必要とするかもしれません。

日本に昔からあるザザ虫とかイナゴの佃煮とかセミ食は現在においてもそれほど広まっていませんからね…。

まあ少なくともコオロギはスーパーに陳列されるところまできましたので、今後も大きく何か変わっていくのかもしれません。
楽しみなような、楽しみじゃないような。

それではまた。