文化の日(11月3日)に美術館に行ってきた話

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国立西洋美術館に行ってきました

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

去る11月3日木曜日、日本の祝日であるところの文化の日でしたが、せっかくだから文化的なものに触れようということになりまして、家族全員で上野にある「国立西洋美術館」に行ってきました。

なんと、文化の日は観覧料が無料になるということでした。
これはかなりオトクです。

また、我が息子たちにアート的なものに触れてもらいたい、という想いもありまして、こういう行事(祝日)になぞらえて行ってみるというのもとても良いことだと思っています。

まあ、似たように考える人たちは大勢おられましたようで、館内は結構混雑していました。
さすがにギュウギュウというわけではありませんでしたが。

超有名な絵画などを観てきました

私は芸術面に特に詳しいこともなく、展示されている美術品や絵画にもそれほど思い入れはないのですが、それでもやはり超有名な絵画が大きく飾ってあるとある種の感銘を受けるというか…。
いいものを観たなあ…!という気持ちにさせてくれる何かがありました。

クロード・モネの「睡蓮」なんかがその代表格ですね。
(とても大きく飾ってあり、みな立ち止まって眺めておりました。)

クロード・モネ「睡蓮」

まあこの感銘は、単純に「超有名な絵画を実際に美術館に足を運んで観た」という事実に対して満足しているというミーハー的な感情なのかもしれませんが。

他に気になった作品

「睡蓮」以外にも、私のミーハー的な感情に引っかかった作品はいくつかありました。

オーギュスト・ロダン「地獄の門」
クロード・モネ「舟遊び」
ポール・セザンヌ「葉を落としたジャ・ド・ブッファンの木々」
パブロ・ピカソ「横たわる女」

近くで見るとキャンバスの凹凸までわかったり、絵具の塗りの厚い薄いまでわかったりして、ただネット越しの画像で見るよりも色々なことに気付けた気がします。

芸術への理解と価値について

また、いくつかの作品には横に説明文が置かれており、これを読むことで作品の背景やアーティストの感情、まだ有名になってない頃からの作品の推移なども知ることができました

この説明文によって、私が絵画などを観る目(理解できる脳)も変わってきまして、より作品の価値を把握できたと思います。

ただそうなると、「作品の価値はその作品が表現しているものだけでなく、時代背景や作者が誰かなどにも強く依存する」ということを改めて感じてしまいますね。

まあそれは全然悪いことではなく、むしろ当たり前なのですが、芸術的な尺度とそうでない尺度(例えば金銭的な価値とか)は分けて考えないと色々と混乱してしまうなあと思ったりするのでした。

それではまた。