結局のところ値上がりも値下がりも誰かの思惑次第という思いから、今現在を改めて憂う
値上がり…?いや、値下がりだ!
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
今日は、ちょっと「珍しいなあ」と思った記事についてです。
先日、ニュースサイトに以下の記事が出ていました。
外部記事:東京都シルバーパス、販売額4割引き下げへ…1年2万510円を1万2000円に
東京都シルバーパスというのは、簡単に言いますと都内の電車やバスが乗り放題になるという素晴らしいパスポートです。
詳細に見ますと、高速バスや観光バスで使えなかったりといくつか制限はあるものの、普段のお出かけレベルではまず問題ないと思われます。
そんなシルバーパス、今までは20,510円(年間)だったのが12,000円(年間)に値下がりになるという内容の記事です。
さて、何が珍しいかと言いますと…。
そうです。この何でもかんでも値上がりの時代に、「値下がり」していることです。
最初に記事のタイトルを見た時に、ちょっと目を疑ってしまうほどでした。
施策次第
先ほどの記事内にも書いてありますが、
「高齢者の家計負担を減らすことで外出しやすくし、社会参加を後押しする」
ことが目的の、東京都の施策ということでした。
つまり、値下がりした分のお金は東京都が出しているということになります。
少し表現を変えますと、「物の値段は施策によってある程度変えることができる」とも言えます。
まあ当たり前と言えば当たり前の話かもしれません。
税金をかけたり(税率を変えたり)、補助金を出したり、無償で配ったり、国や自治体は普段からいろいろやってますよね。
翻って考えますと、現在(現代)のモノの値段は、為政者が考えるとおりの状態になっているのかもしれませんね。
コメや野菜がびっくりするくらい高かったり、ガソリンがどんどんどんどん高くなってきていたりするのも、狙い通りなわけです。
外部記事:「コメ農家の時給は10円」 2025年もコメ不足は続くのか…「減反を続ける政府の責任」
外部記事:1月16日からガソリン補助金減額 さらに5円値上がりへ
これでよしとされている
まあもちろん、輸出入先の海外の情勢だったり為替事情だったりも値段に影響を与えますので、微に入り細に入り全てが国や自治体のコントロール下にあるとまでは言えませんが、大きな流れ、傾向といったものはおおよそ狙ったとおりであるはずでして、それが今の状態なのでしょう。
いやはや、そういった面からの近未来ビジョンというものはあまり明るくないような気がしてきました。
格差も拡大して、治安も悪くなったり…。
そのような社会の到来に向けて、自己防衛についても真剣に考えなければならないのかもしれません。
…自己防衛と言えば、ちょっと前に日向灘(南海トラフ震源域の一カ所)で大き目の地震がありましたね。
そのことについても別で書きたいと思いますが、災害に向けても十分に備えなければなりません。
それなりに考えることが多い新年の一日です。
それではまた。
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