結果よりも過程を重視する、評価するという考え方の大切さ

結果よりも過程を重視する、評価するという考え方の大切さ

結果か過程か

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

世の中には「成果主義」という言葉があり、日本におきましては仕事で「年功序列」型から徐々に移り変わってきている傾向があると言われています。

結果が重要という考え方ですね。

結果を出せば給料が上がる、出世するという成果重視の仕組みを作ることで、仕事のモチベーションを上げられるというメリットがあります。

このこと自体はまあよくて、有効に働く場所もそれなりにたくさんあるとは思うのですが、「そればかりでは良くない」とされるシーンもよくあります。

具体的には、子どもの勉学への姿勢を褒める場合ですね。

「テストの点数が良かったから誉める」ではなく、「テスト勉強を頑張ったことを褒める」というようにやれば、子どもは「勉強すること自体」に価値を見出すようになり、結果的に勉強をするようになるという話です。

過程や努力に着目

この考え方自体はもう何度も何度も聞いたことがありまして、ある意味一般的と言ってもよいものだと思われますが、よくよく突き詰めますとかなり大切な考え方のようです。

誰かから褒められるために頑張る子どもと違って、大人は誰からも褒められずとも仕事や勉強やダイエットを頑張る必要があるのですが、この時は「結果や報酬を得ることを目標とする」よりも「努力自体を重視し、評価する」ようにした方がいいのですね。

努力をしている自分を、自分で「努力をしている自分すごい」「この努力に価値がある」「この努力こそが輝かしい未来につながる」というように評価してあげると、努力することが段々苦にならなくなってくるようなのです。

誰かから褒められたり報酬を貰ったりしなくても、自分でそう考えるだけで効果があるという点がとても大きな
ポイントですね。

「努力が苦にならなくなる」という効果は、怠惰な生活を送っている自分自身を変えたいと思っている人にとっては喉から手が出るほど欲しいものでしょう。

ドーパミン

この効果につきましては、ドーパミンという神経伝達物質が関係しているという話で、少なくとも脳科学的に説明できるもののようです。

というわけで、この「過程を重んじる」という考え方、いろんなところで使ってみてはいかがでしょうか。

始める前は「過程なんて面白いはずがない。努力なんてつらいだけだ」と思っていたとしても、自信の考え方を上手くコントロールするだけで脳内物質がバンバン出て、過程や努力自体が楽しくなってくると思われます。

私のこのブログ執筆も、「ブログネタを考えたり文章を組んだり整えたりする行為自体が脳を老化させないために効果的なのである」という思惑のもとやっていますので、結構続いているのです。きっと。

これが、「記事を沢山書いて本を出したい」とか「集客して広告収入等で生活できるようになりたい」とかが目標になってそれが達成されるまで満足できないなんてことになってしまいますと、もっとすごく早い段階で辞めていた可能性が高いです。

このことに限らず、このドーパミン効果は人生のいろんなところで使っていきたいですね。

それではまた。