心なしか救急車を見かけることが少なくなってきた今日この頃、有料化の可能性について少し考える
救急車と救急搬送
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
最近はちょっと涼しくなってきたということで、熱中症になる人も減ってきていますよね。
おそらくそれが関係していると思われるのですが、救急車を見かけることが少なくなってきました。
暑い時は毎日のように救急車の音が聞こえていたような気がしますので、まあおそらく熱中症で運ばれる人が続出していたということなのでしょうが、そういうことが無くなってきたということは良き事です。
救急車と言えば、以下のような記事が出ていました。
外部記事:緊急性低い救急搬送、最大1万3200円徴収へ 茨城県が素案
見出しのとおりなのですが、緊急性が認められない症状で救急車を呼んだ場合、お金を取るようにするということです。
全国展開ということではなく、茨城県の話として紹介されています。
有料になることについて
救急車を呼んでお金を取られるという事象は、今までの常識からしますと結構な変革のように思えますが、「目的は有限である医療資源の確保」という事情もあるようでして、まあこれは仕方ないことなのかなと理解できるところはあります。
タクシー代わりに救急車を呼んだり、いたずらで呼んだりといった話も聞いたことがありますので、そのような119番を抑える意義があるのでしょう。
救急車が毎日忙しく出動している時期であれば尚更ですね。
ただ、「お金取られるなら呼ぶのを止めよう…」と考える層も一定数存在すると思われますので、もしかしたらこの施策が何らかの悲劇を引き起こす可能性もあります。
救急車を呼んでいれば助かったのに…という案件ですね。
基本的には、余程酷い出動要請(タクシー代わりとかいたずらとか)でなければお金は取らないというようにすれば、そのうち必要十分な出動要請だけになってくるような気がします。
正当な出動要請でも千円ぐらいなら取っても良いかもしれません。
医療に関わるインフラは大事ですからね。
判断の難しさ
先ほどの記事では、どのような症状を「緊急性が低い」と判断するかで色々と意見が出ているということでした。
誰が見ても軽傷の切り傷とかであれば判断も簡単ですが、頭を打った時とかお腹がかなり痛い時とか、判断に個人差が現れるケースもありそうですからね。
茨城県は今年12月からこの施策の運用開始を予定しているということですが、判断基準を考える人たちは頭が痛いことでしょう。
もし茨城県である程度の成功が納められたら、この有料化の流れが全国に広がっていくのかもしれません。
個人的には、先ほどもちょっと書きましたように千円ぐらいなら払ってもよいですけどね。
命を助けられたりもするわけですし。
それではまた。
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