KADOKAWAへのサイバー攻撃のニュースを見て、ITシステムや電子データが基盤となっている現代に対してある種の怖さのようなものを感じつつ
大規模なサイバー攻撃による被害
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
結構大き目のニュースとして報道されていましたので、ご存じの方も多いかと思われますが、大企業のKADOKAWA(角川書店やニコニコ動画などで有名ですね)がサイバー攻撃を受けまして、いろいろと大ダメージを被っているようです。
情報漏洩なども普通に起きていますね。
外部記事:KADOKAWA サイバー攻撃で取引先や個人情報など漏えいを確認
「更なる情報漏洩を防ぎたければ身代金を払え」という脅しもかけられているようでして、KADOKAWAにとって大災害と呼んで差支えないほどの事象になってきています。
私もIT業界に身を置いていますので、他人ごとではない…というのはちょっと言い過ぎですが、事象の深刻さはよく理解できるところではあります。
事件に対して思うこと
このような事件が発生すると毎回思いますのは、「セキュリティは非常に重要だ」という、極々一般的なありふれた結論というか教訓ですね。
ひとたび情報漏洩などが起きますと、火消し対応にたくさんのコストがかかってしまうこともそうですが、企業の信用面においてもダメージを負うことになり、今後の営業活動にも悪影響が出そうです。
とにかく、良いことが一切無い最悪の状況だと思われます。
また、同時に思いますのは、
「システムを使って電子データをやり取りするのが基本になってしまうと、そうでない場合と比べて、世界中から攻撃を受けやすくなってしまうので怖い」
という、電子社会のデメリットとも言える面に対する感覚です。
機密情報を一気に丸ごと盗まれたり、身元も素性も全くわからない攻撃者(複数かも)から四六時中攻撃を受け続けたり、こういうのは情報がほぼ全て電子データで管理されているからなんですよね。
紙資料をロッカーの金庫に保存しておく管理方法でしたら、今回のような大規模な被害に繋がらなかったかもしれません。
我が身において
とは言え、「じゃあ紙資料に戻しましょう」というのはさすがに効率の面から考えまして悪手だと思われますので、システム化だったり電子化だったりが止まることはないのですが、そうなるとやはりセキュリティが大事になってきます。
今回のKADOKAWAの件は、KADOKAWAのセキュリティ意識が低いことが原因で発生したのかどうかはわかりませんが、攻撃者が付け入るスキはあったのでしょうね。
私自身も、このような攻撃を受けて大切なデータを失ってしまわないように、「怪しいWebサイトには行かない」とか「データのバックアップは定期的に取る」のような基本的な対策を忘れないようにしたいと思います。
昔の写真データなどは、老後に眺めて楽しみたいですので、頑張って消えないようにしておきます!
それではまた。
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