時代は移り変わってきているのだなあと改めて思う、日本の人口の話
若い人たちの意識
こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。
つい先日、以下のようなニュース記事が出ていました。
外部記事:若年の未婚男女の半数以上「子ども欲しくない」 ロート製薬調査
具体的には、18~29歳の未婚男女の55.2%が「将来も子どもは欲しくない」と答えたということでした。
今の若い世代の過半数の意見ということですので、若い人がこの調査結果を聞いても「まあそうでしょうね」という感想が出てくるのだと思われますが、私のようなアラフィフおっさんからしますと相当にショッキングなデータです。
最近は日本の出生数の激減が大きなニュースになっていたりして、私も関心を寄せていたのですが、世論がこのような流れですとそりゃあそういう結果にもなりますよね。
過去記事:日本の人口減や出生数についてのニュースがあると気になってつい見てしまいます
どんどん減っていきます
いやしかし…子ども不要という若者が過半数ということは、今後の日本人激減の流れは約束されたようなものですね。
日本人の人口を維持したい場合、1人の女性が2人の子どもを産まないといけない計算になりますが、女性の半分が子どもを産まない選択をしたと仮定しますと、産まれてくる子どもも半分…つまり人口は世代ごとに半分ずつになっていくことになります。
もちろん、1人で3人以上の子どもを産む人もいるでしょうし、今は「子ども不要」と思っていても将来は考えが変わることもあるでしょうから、単純計算のようにはならないと思いますが、女性1人で子どもを1人だけ産むケースがあったり今は「子ども欲しい」と思っていても将来は考えが変わって結果産まなかったりするケースがあったりすることも考えますと、結果は大きくは変わらないような気がします。
なるべくしてなる
この状態は、いわゆる「時代の流れ」なのだろうなあと考えたりしています。
つまり、「人口を維持すべき」という考え方の方向性が、前時代的な古いものになっているのではないか、ということです。
「良い」とか「悪い」とかではなくて、こういう時代だということです。
おそらく国がどのような政策(少子化対策)を実施しても大きな流れは変わらないでしょうから、これも時代の流れだと受け入れて、人の代わりになるロボットの開発などに注力するのが良さそうな気がする…と改めて思います。
首相は
「急速な人口減少、あるいは少子化に歯止めをかけないと、わが国の経済・社会システムそのものを維持することが難しい」
と発言されたようですが、人口が半分…もしくは四分の一になっても成立するような経済・社会システムを見据えてお金を回していくことが必要になってくるのではないでしょうか。
まあ官僚の方たちは私より遥かに頭が良いと思いますので、表には出さずともいろいろと手を回しているのかもしれません。
AIやロボットがガンガン進化して、人間の数が少なくても楽しく生活できるようになってる…みたいな未来も面白そうですね。
それではまた。
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