人口動態統計の数値を見て悲観するターンはもう過ぎ去り、コンパクトシティ化などを夢想するターンへ

人口動態統計の数値を見て悲観するターンはもう過ぎ去り、コンパクトシティ化などを夢想するターンへ

出生数の減りがすごいことに

こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。

つい先日に厚生労働省が人口動態統計(速報値)を公表しました。

厚生労働省本体のサイトでは該当データはリンクを何度も辿らないといけない奥深いところにありまして、大変確認しにくいのですが、ニュースサイトにてポイントが説明されています。

 外部記事:1~9月出生数56万9千人 通年70万人台半ばの可能性(産経ニュース)

今年(令和5年)に産まれた赤ちゃんの数(出生数)が、前年同期比5.0%減になっているということです。

5%減…これはかなり異常な動き方をしているような気がします。

株価でしたら5%なんてすぐ動きますが、日本全体といったかなり広い母集団における変化の度合いは普通は緩やかですからね。

まあいろいろと理由はあるのでしょうが、今後どんどん日本から人がいなくなっていくのは既定路線と言えそうです。

コンパクトシティ化を狙うしか

そうなってきますと日本の未来はあまり明るくないという見方になるのかもしれませんが、暗くなってばかりというのもよくありませんので、「じゃあどうすれば良いのか?」ということについてちょっとだけ考えてみました。

すぐに思いつきますのは、「コンパクトシティ化」ですね。

インフラ整備のコストの話などがよく取り上げられますが、広い範囲に分散して住んでしまうといろいろとデメリットが多い気がしています。

超絶住みにくいところや災害による命の危険度が高いところなどから移住し、なるべく集まって生活圏を構築するのはどうでしょう。

もちろん強制はできませんし、過疎地の方が好きな人もいるでしょうから簡単には実現できないことはわかりますが、人口が減っていくのであればそういうことも検討しないといけなくなりそうに思います。

過度に負担を負わない国際的な立ち位置へ

後はまあ…先進国としての役割みたいなものからちょっとずつ離脱していくのも逆に良いのかなあとか思ったりします。

発展途上国と先進国の中間みたいなものになると言いますか…。

先進国で経済大国だと国際社会での義務みたいなものも増大していくことになるのですが、そこそこの位置でしたらそんなに気負わなくても良くなると言いますか…。

イメージ的には、北欧の国々が近いです。
G7等には入っていませんが、存在感は結構あります、みたいな。

一旦大きく上がった国際社会での立ち位置を煩雑さ無く下げていくのはかなり難しいかもしれませんし、反対意見の方が多いような気もしますが、人口減によって不可避になることもありえるでしょう。

明るく生きていきたいという想い

まあそんなわけでして、急激な人口減を目の前にしましていろいろ考えるところがあったりなかったりです。

ネット上の別の記事で見かけましたが、日本だけでなく中国や韓国も出生数の減りが激しいようですね。

社会の先行き不安によるものだと解説されていたりしますが、確かに若い人たちからするとそういう面が無くもないのでしょう。

私が生きている間に日本だったり他の国が大きく変化することはほぼ間違いないでしょうが、若い人たち、そして自分の子供たちが絶望してしまうような社会が実現してほしくはないなあと切に思う今日この頃です。

それではまた。